仕事探し

【実体験】YMSビザで仕事を見つけるまで

YMSビザを無事取得され、渡英後もしくは渡英前からすでに仕事を探して見える方もみえるかと思います。わたしは家探しと同じくらいここの部分が心配要素だったのと、いくつか疑問があったことから、今日はYMSで仕事を探すのがどんな感じだったか、過去の私の経験を含めて書いていきます

YMSでできる仕事はどんなものがある?

規定では、YMSビザでは最長二年間就労時間の制限なく勤務することができる、としています。なので、採用側がYMSを可としているならば原則どこでも働ける、ということになります。わたしがざっと見てきた感じで多いのが、日本食レストランでのウェイトレス、カフェやファーストフード、ベビーシッターやオーペア、ハウスキーパー、日系企業、日本語でのオペレーターなどをされてる方が多かったです。レストランだとまかないがついてるところが多く、またベビーシッターやオーペアは部屋を一室貸してもらえる場合もあるので、物価が高いロンドンでは生活の支えになります。また、メニューの名前が日本語でなじみやすかったり、先輩の日本人が困ったときは助けてくれるため、来たばかりで英語にまだ自信がないという方には、最初のステップとしておすすめです。2021年4月現在はコロナで飲食店は多くがまだ閉鎖されており、また同居人以外との接触ができないため、上記の仕事は募集がないかもしれません。最近増えているのが、電話やズームなどを使ったオンラインでの仕事です。わたしもオンラインの事務仕事をしています。

何を準備したらいい?

まずイギリスでは、仕事探しにあたりCVとカバーレターというものを使います。CVは日本の履歴書に当たるものですが、日本の履歴書みたいに形式が決まっているわけではなくレイアウトなど自分で決めて作ります。カバーレターは、簡単に自分の経験や志望動機などを簡潔にまとめたものです。CVは日本にいるうちに用意し、できるだけ準備を始めておくといいかと思います。わたしは現地に着いてから仕事を探すつもりでした。イギリスの住所も電話番号もないのに仕事なんて探せないと思っていたからです。ただ、渡英後に仕事探しを初めて感じたことは仕事探しは一日でも早く始めるべきだった、ということでした。応募企業やエージェントから、まるまるビザが二年残ってる方がいいと何度か言われ、渡英前から仕事探しを始めすでに面接までこぎ着けている方がたくさんいたとそのとき知ったからです。また面接時の服装ですが、わたしは就職活動の時に使った黒いリクルートスーツ一式を持って行きました。面接時の服装は人それぞれでカラースーツの方も見えましたし、スーツでなくてもフォーマルなジャケットとパンツの方もみえました。職種によってはスーツはいらないかもしれませんが、現地で体に合うサイズを探すのは大変だと思ったのでわたしの場合は、自分のを持って行きました。

どうやって応募したらいい?

仕事の応募方法は主に、

①インターネットで自分で求人を見つけて応募する

②エージェントに登録して仕事を紹介してもらい、応募する

③店頭に直接出向いて交渉

④知人からの紹介(コネクション)

の4つです。

①はメジャーな方法かと思います。わたしが仕事を見つけるのに使ったのは。

・MixB(日本語、ロンドンが多い)

・Indeed イギリス版 (英語、全エリア)

どちらも興味のある求人を見つけたら、あとは募集要項んお記載に従って応募します。イギリスでは、応募してもご無沙汰なしのことは日常茶飯事ですので、返事がなくても気にしないでください。待たずに気になる求人があれば積極的に応募することをおすすめします。わたしも最初は返事がなく落ち込みましたが、だんだん慣れてからは応募しすぎて返事が来たとき「ここ応募したっけ?」となるぐらいケロッとしてました。あともうひとつ、MixBの特にエージェントさんが掲載されている求人ですが、CVやカバーレターをご準備される前に、まだ募集中か先に問い合わせた方がいいかもしれません。わたしは何時間もかけて英語でカバーレターを作成し、いざ送信したら、その日に掲載された求人にもかかわらず採用がもう終わっていたり記載のない条件がほかにもあったりと、結局時間を無駄にしてしまいました。Indeedも求人によりますが、イギリス人が主に仕事探しに使うサイトだけあり、個人的にMixBより難易度は高めに感じました。

②わたしが登録したエージェントは以下の4つです。

・ジャックリクルートメント

・センターピープル

・ピープルファースト

・アクセスポイント

無料でエージェントに個人情報とCVを登録し、条件に合うものがあれば電話やメールで紹介が来ます。またご自身でも募集中の求人を見ることができます。登録後に電話で、希望の詳細を聞いてくれるところもありました。ただメリットは手厚いサポートを受けられるところですが、デメリットは求職者に就職してもらうのがエージェントの仕事なので、基本的には良いところを強く押してきます。そして、断りづらい点です。わたしは求職前、フルタイムでビザ満了まで二年弱の間働けると勧められ応募し、いざ面接で待遇面の不明点について伺うと、4ヶ月契約のパートタイムで、店が忙し月はフルタイム、そんなに忙しくない月はパートタイム、その後は店の状況次第で契約を更新するかどうか決めると言われました。面接の最後に採用と言われましたが、腑に落ちない気分で結局お断りしました。その時、担当の方から何度も電話やメールが来て、なかなか辞退させてもらえませんでした。

③こちらは、CVとカバーレターを持って直接店舗に出向く方法です。カフェやレストランなどでよくとられる方法です。わたしは最初これを聞いたとき、とても驚きました。日本ではあり得ないですよね。(むしろ直接の訪問はしないでって書いてあるぐらいですし)でもイギリスでは、たとえ店頭に求人の広告がないとしても直接求職に行って問題ないんです。逆に、インターネットだとイギリス人を含むたくさんの応募者の中から選ばれるので、よりハードルが上がってしまうんです。その分この方法だと、自分一人を見てもらえるので実は採用されやすかったりします。人手が必要なければ断られますし、運が良ければそのまま面接もしくは後日面接、となることもあります。

④日本でコネ、と聞くとあまり良いイメージがないかもしれません。ですがイギリスでは知り合いを通して紹介してもらう、というのは最も信頼できる方法の一つなんです。人との縁で仕事が決まるのも珍しくありません。わたしも知人のアルバイト先のマネージャーが、人手を探しているときに「だれか仕事を探してる人がいない?」と聞かれたそうで、わたしに仕事を紹介してくれたことがありました。

書類を提出後、面接に通り採用通知をもらった後、契約書が送られてきました。それに記入をして、はれて正式採用となりました。基本的にこの辺の流れは日本と似ているかと思います。

YMSビザで現地企業でイギリス人と同じように働けるの?

こちらはよくわたしが聞かれる質問がです。結論から言えば、完全に同じように働くのは難しいのではないかと私は感じています。というのも、求人をすでに見られた方なら感じたことがあるかもしれませんが、そもそもYMSビザの応募を受け付けない企業も多く、また表記はないけれどいざ応募や面接の段階まで来て、もっと長く働ける方(永住権や配偶者ビザなど)がいたのでそちらの方で、となることも珍しくありません。そう考えると、ある程度選択肢は限られてくるかと思います。わたしも現地企業に何度か挑戦したことがありますが、ビザや英語力を理由に落ち続け、書類さえ受け取ってもらえなかったこともありました。担当者の方からは「あなたのビザはたった2年だし、外国籍でもここで生まれ育ったようなネイティブ同然な人を求めているから」と言われました。雇用主にもよりますが、やはり日本人を雇うメリットとして、日本語を話すことができるというのが一つ大きなポイントだと痛感しました。

仕事探しを通して

イギリスでの就職活動は、長くつらいものでした。一週間で見つかる人もいれば私のように何十社も応募し時間がかかる人もいます。イギリスは物価や家賃も高く、出費がかさむ上に仕事を見つけるのが難しいです。特にロンドンではパートタイム一つだけでは生活費をまかなえないので、掛け持ちする必要が出てくるかと思います。決まらない仕事に対して、生活費だけがかさみ貯金が減っていくのはプレッシャーでした。そして、ビザの残存が短くなれば短くなるほど選択肢は減っていきます。多くの求人は残存1年半以上が多く、一年を切ると本当に限られてしまいます。ステップアップのために将来転職したいという方は、早めに準備を始められることをおすすめします。

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