昨年11月にリリースされたツイッター(twitter)のフリート機能が、8月3日でサービス終了することになりました。
どうして、そんな短期間で廃止されることになったのか気になりますよね。
今回は、フリート機能が廃止に至った理由とフリート機能廃止後いついてまとめました。
フリートとは

フリートは、ツイッター(twitter)の機能の一つで、動画や画像にコメントを追加して投稿できる機能です。
従来のツイートと違い、動画や画像がメインの機能で、タイムラインには表示されません。
インスタグラムのストーリー機能のようなものです。
フリート機能はその表示位置や消え方、誰が閲覧したかが残る足跡機能なども含め、Instagramのストーリー機能と同様です。
フリートは投稿後24時間で自動的に削除されるため、タイムラインに残すほどではない、ちょっとした呟きを目的に作られました。
リリース時から不評だったフリート機能
2020年11月11日にリリースされたTwitterの新機能「フリート」。
わずか9か月弱で廃止されることtなりました。
しかしリリース時からTwitterユーザーの間で「フリートがホームの一番上に固定表示されるのが邪魔」「非表示にする設定はないの?」「消したい」といった声が多数上がっていました。
下方向にスクロールする際は非表示となりますが、上方向へスクロールする際には再表示されます。
そのためフリートを使うつもりがないユーザーや、常に表示され続けるほど使用しないユーザーからは、フリートの表示を消したい、非表示にしたいとの意見が多かったのですが、フリート機能を一括で無効化して上のアイコンを消す機能はなく、見たくないフリートを投稿するユーザーに対して、都度ミュートやブロックするしかなく、不要なユーザーとしては面倒な機能でした。
フリートが廃止された理由

ツイッター側はフリート機能を使って、ユーザーが気軽に会話に参加できるようになると想定していました。
しかし実際にはフリート機能を使って、最もツイートする人がさらに投稿する機会を増やしていたとのこと。
フリート機能によって会話に参加するようになった人は、想定していたほど増加しなかったと報告しています。
タイムラインを専有しがちなユーザーが、画面上部のフリートも専有しがちになっていた
ということに、結果的になってしまったそうです。
フリート廃止後
タイムラインの一番上に表示されるエリアは、今起きていることを強調するための最適な場所ということもあり、今後はボイスチャット機能「スペース」が表示されるそうです。
現在のところフリートに代わる新機能などの発表はなく、ただフリート機能が想定していたほど会話の機会を作れなかったということで廃止になるだけのようです。
まとめ
・フリートは24時間以内で消える機能で、ちょっとした呟きに向いている
・リリース時から批判的な声が多かった
・廃止の主な理由は、想定していたほど会話の機会を増やすきっかけづくりとなっていなかった
・フリートに代わる新機能はまだないが、フリートが表示されていた場所はボイスチャット機能「スペース」が表示されるようになる