英語を習得するのには、膨大な学習時間が必要です。
しかも毎日コツコツと努力を積み重ねていかなければなりません。
ですが実際には仕事、家事や育児などで忙しく毎日好きなだけ英語学習の時間に当てられるという人は、なかなかいないと思います。
「決して怠けているわけではないんだけど、勉強の時間がなかなかとれない」これはわたしが社会人になってから抱えた悩みでした。
ですが、なにもまとまった時間が確保できなくても、工夫次第で勉強時間を増やせるということに気づきました。
そこで今回は、忙しい人にもできる「すきま時間の有効的な使い方と、ながら勉強」について紹介していきます。
すきま時間&ながら勉強が効率的な理由とやり方

英語習得に必要な時間
日本語を母国語とする私たちは、英語習得に最低3000時間もの勉強時間が必要と言われています。
このうちの1000時間は中学高校の義務教育で学んでいます。
なので、残りの2000時間は自分自身で補わなくてはなりません。
単純計算で、1日5時間半勉強すると1年、1日3時間で2年弱かかります。
毎日継続したとしても、1日1時間未満程度の短時間学習だと効果が薄いかと思います。
私の理想は、1日3時間以上だと思っていますが難しい場合はこの隙間時間や、ながら勉強行って補充をしていくといいです。
すきま時間を有効に使う
「すきま時間」とは、何かと何かを行う間の手が空いている時間です。
それはたとえ5分や10分でも構いません。この時間を英語学習時間に当てていきましょう。
私はすきま時間は、手や耳や口が空いているので、この時間に瞬間英作文や、フラッシュカードで単語の勉強などを行っています。
待ち時間や移動時間など、意外と人は多くのすきま時間が一日のうちにあったりします。
例えば出勤時に電車に乗っている時間が30分ある場合、この時間を勉強時間に充てることで往復一時間勉強できたことになります。
英語学習で大事なのは、毎日英語に触れること。そのためには、たとえ短時間であってもリマインドできる機会となれば十分です。
また長時間の勉強で、すぐに集中力が切れてしまう方にもおすすめです。
ただの手が空いてる時間と取らえるのではなく、ちっちゃな勉強時間がたくさんあると考え、有意義に使っていきましょう。
ながら勉強を行う
ながら勉強とは、入浴や歯磨きなど何かをしているけれども耳や口が開いている時間を有効に使った勉強法です。
人は1日に数時間程度のこういった生活習慣に必要な時間があると思うので、そこを耳が空いている時間にリスニングやシャドーイングを行うと効果的です。
また机に向かった勉強がそもそも苦手な方や、継続するのが苦手な方にもおすすめの方法です。
入浴や歯磨きは日常生活で毎日行うものなので、その毎日行う習慣の中に一緒に取り入れてしまえば格段に継続しやすくなります。
まとめ
以上が、すきま時間やながら勉強を行うのがおすすめな理由です。
もちろん机に座って、しっかり勉強する時間を確保できればそれに越した事はありません。
ですが社会人の皆さんには、なかなか毎日数時間机に座ってしっかり勉強時間を確保するのは厳しいと思います。
また、まとまった勉強時間がとれないからという理由ですきま時間を何気なく過ごしてしまっている場合、英語学習ではまとまった勉強だけが、意味のある勉強ではないと考えるようにしてください。
そういった方は是非この勉強法を取り入れてみてください。
たった5分や10分と考える方も見えるかもしれませんが、この短い期間を使うことで1日3時間の目標に大きく近づけます。
長い勉強時間を確保しても集中力が切れてしまうこともあるので、短い時間を有効に使う勉強法はお勧めです。