7月にいよいよ本配信を迎える新ポケモンユナイト。
テスト配信を迎えた今でもテンセントとの共同開発について、疑問を持つ声が上げられています。
中国系アプリの制限により、今回のポケモンユナイトの配信制限も気になりますよね。
なぜ任天堂は中国のゲーム企業との共同開発に進み出たのでしょうか。
今回は、その理由をはじめ、海外ユーザーの反応や配信中止問題について考察しました。
テンセントとはどんな企業
テンセントとは、ゲームに強い中国の企業です。
今回の共同開発に携わったのはテンセント傘下の企業であるTiMi。
中国で10億人以上のユーザーがいるチャットアプリ「WeChat」や、中国一の人気ゲームとも言える「王者栄耀」などを配信しています。
また、今回ポケモンユナイトのゲームスタイルで、5対5の陣地戦略ゲーム方式も、テンセントが以前開発したゲームから取り入れたものです。
ポケモンユナイトの配信禁止説

現在ポケモンユナイトが配信禁止になるのではないかと懸念されています。
その理由はトランプ前大統領が、中国企業のアプリに登録した個人情報の抽出を懸念し、中国系アプリ製品の使用を一部規制したこと。
それを同盟国の日本にも同調するよう呼びかけたことで、日本国内でも中国系アプリの規制が始まったことです。
現在は米中関係上、中国のゲームに使用制限が出てきているものの、テンセントグループに関しては規制されていないため、通常通り配信されプレイできると思われます。
ポケモンユナイトに関しては共同開発に携わったものの、テンセント独自のアプリではないことや、現在はバイデン政権に変わり、トランプ前政権時代に規制されたアプリも徐々に使えるようになりつつあります。
それらを考慮し、今後も配信禁止になる可能性はきわめて低いと考えられます。
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テンセントを共同開発に選んだ理由
冒頭の通り、テンセントはゲームに強く実績もある、中国で絶大な影響力を持った企業です。
またテンセントは中国本土において、任天堂の正式な代理店でもあります。
今回の共同企画にテンセントを選んだ理由として、そのテンセントの影響力で中国市場を開拓すること、
そして発売に必要な検閲の通過も狙いのひとつだったのではないかと思われます。
またポケモン中国事業部の役員によれば「サーバー技術が高いテンセントは、数億人規模の同時接続を処理できる」そうで、技術面でも評価も高いようです。
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二極化している海外ユーザーの反応

新作ポケモンユナイトの発表は中国でもあったのですが、中国版SNSのウェイボーから、中国人ユーザーの反応は二極化していることが伺えます。
中国にも日本と同様にポケモンファンは多く、中国では正式にポケモンが出るゲームは販売されていないため今までは海外版や違法ルートで手に入れなくてはいけませんでした。
そんな中国で、今回の新作ポケモンユナイトがテンセントと共同開発を選択したことは
「ついにポケモンゲームができる!」と中国人ポケモンファンたちを大いに喜ばせるニュースとなりました。
一方で、これに対する対照的な意見も。
日本らしい「ポケモン」を期待していたところに、「テンセントらしさ」を持ち込んだことにら、ポケモンらしさそのものを汚染されたと不満を感じるユーザーもいました。
テンセントスタイルを好まないユーザーからは「ポケモン栄耀じゃないか」「ポケモンの世界観を抜け出しても、残るのは魂のない抜け殻だ」などのコメントも寄せられています。
テンセントのゲームスタイルをそのままコピーしてしまったことに対する批判だけでなく、
他にも「ポケモンとこうした形式のゲームはマッチしない」「驚きを通り越して笑える。中国ゲーム界暗黒の1日かも」など、ファンからは嘆きの声が。
また中国人のゲームファンから「テンセントのゲームは課金が必要なものが多く、快く思っていない」との意見も出ています。
課金制度については、完全には明らかにしていない物の、課金制度次第でまた新ポケモンユナイトの評価にも動きがありそうですね。
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まとめ
・共同開発に中国企業のテンセントを選んだ理由として、テンセントの技術に加え同時に中国での市場開拓の狙いもあったとみられる
・配信禁止に関しては、トランプ政権時代は一時中国系アプリの制限があったものの、テンセント製品は対象外なことに加え、バイデン政権後は制限も徐々に緩和されつつあるため影響はないと考えられる
・海外ユーザーの反応は、中国での利用を喜ぶ声と日本らしさに欠けてしまうことを懸念する声とに分かれている