留学するにあたって、現地の生活で必要になってくるのが携帯電話です。
留学を検討されている方の中で、現地で携帯をどうしようか悩んでいる方もみえるかもしれません。
携帯電話は大きく分けてプリペイド式と契約式の2種類ですが、契約式(日本の携帯会社で契約するのと同様)は加入条件が難しく1年以内の留学には適していないため、今回はプリペイド式のみの紹介です。
現地で連絡を取るにはどうしたら良いのか、今の日本の携帯電話をどうするか迷われている方は是非参考にしてください。
現地で携帯を使うにはどんな方法がある?

まず最初に大きく分けて、今日本で使っている携帯電話をそのまま現地で使う方法と、現地の携帯電話を使う方法があります。
ご自身の現在の携帯電話を使いたい場合、プリペイド方式でまず重要になってくるのがSIMロック解除ができる携帯電話であるかどうかです。
①SIMロック解除できる携帯の場合
・日本で使っている携帯をSIMロック解除し、現地で購入したSIMカードを挿入して利用する
②SIMロック解除できない場合
・日本で使っている携帯をそのまま持って行ってwifiだけで使う
・現地で携帯電話を購入し、現地で購入したSIMカードを挿入して利用する
解除できる場合とできない場合について、それぞれ以下で解説していきます。
※2021年10月より、SIMロックが原則禁止になると総務省が発表しています。(2021年5月28日現在)
SIMロック解除できる携帯の場合
日本で使っている携帯をSIMロック解除し、現地購入したSIMカードを挿入して利用する
私の周りには、これが1番多かったです。
SIMカードは、空港や比較的大きめの駅、ショップなどで販売しているので(語学学校で購入&チャージできるところもあり)、そこで購入したものを日本から持参したご自身の携帯に入れて利用する方法です。
挿入後は、トップアップ(チャージ)すれば日本と同じように現地で携帯を使えますし、購入後でも特に必要がなければトップアップはしないで、Wi-Fiだけで使用することもできます。
お持ちの携帯電話の機種によってSIM解除ができるものとできないものがあります。
また解除ができるものであっても、会社によって、そこそこが定めた期間以上使用した電話端末のみSIMロック解除が可能などの規制がある場合もあります。
いずれの場合も事前に携帯会社に確認し、ロックを解除してもらう必要があります。
解除ができる携帯電話をお持ちであれば、この方法が一番容易で便利かと思います。
SIMロック解除できない場合
日本で使っている携帯をそのまま持って行ってwifiだけで使う
短期留学生に多いです。携帯を使う用事が特になく、ステイ先やフリーwifiのあるところだけで使えれば十分という方はこの方法でもいいかと思います。
今はラインやスカイプなどで連絡が簡単に取れ、電話番号にもチャージして電話できるので、普段からそんなに頻繁に携帯を使わず、緊急事態でも怖くないと言うことであれば、この方法もありです。
ただしwifiがつながらなかったりwifi自体がない場合はインターネットを使えないデメリットはあります。
現地で携帯電話を購入し、現地で購入したSIMカードを挿入して利用する
中期、長期留学の方で多いのが、所持していた携帯がSIMロックのできないものであった場合は解約して、現地で電話本体を購入するという手段です。
アップルストアに行って、直接iPhoneを買ってSIMカードを入れた人もいますし、また新品のiPhoneは経済的に厳しいといった場合は、中古のiPhoneを買うという手段もあります。
イギリスには至るところに、中古の携帯端末屋さんがあり、中古のiPhoneを探すことも簡単にできます。
ただし保証面やSIMカードが使える機種であるかなど、購入前に念入りに店側に確認する必要があります。
現地で端末を購入する場合はぼったくりなどにも注意してください。
さいごに

参考に、私が日本で使っていた携帯はSIMロックが解除できないものだったので、イギリスに来る前に解約し現地での留学期間中はフリーwifiだけで過ごしました。
その後イギリスで働くことになった後、自分で現地でiPhone端末を購入し、Threeという会社の格安SIMカードを入れて使っていました。
トップアップは自分で携帯電話からもできますし、サービス提供のある場所に直接出向いてお願いすることも可能です。
フリーWi-Fiはショッピングセンター、スーパーマーケット、バスや電車など至る所にあります。
特に仕事をされるわけでなかったり、数週間ほどの滞在であればそれほど困るような事は少ないかもしれません。(救急や警察はトップアップなしでも使えます)
私個人としては、連絡そのものよりも、特に現地に着いたばかりの頃はGoogle マップで位置情報を使うのに特に役立ちました。